公文式で小中学生が解いた答案をひたすら採点していくだけの仕事です。添削指導はせず答えがあっているか間違っているかのマルバツだけで採点していきます。
採点が終わったら対象となる生徒に返却して全問正解の場合は帰宅、1問でも間違っていた場合は全問正解するまでもしくは下校時間(私の所は19:00)がくるまで続けさせます。

問題は多くの生徒が同じタイミングで一度に提出して混みあってしまった場合です。
当然学年や科目がそれぞれ違うので一度に同時に採点することはできませんので特定の生徒をかなり待たせてしまうことになります。
その間生徒は読書したり自分の学校の宿題をやったりするのですがどうしても他の習い事が続けてある人がいたり、
ただ単に一刻でも早く帰りたいと言ってきたりする人がいたのには困りました。

教室長(教室責任者)にそのことを相談したところ、その場合は(理由はどうであれ)早く帰りたい人はもう帰らせてもよいということでした。
各生徒の都合を把握してこの問題をちゃんと対処できなかったのがいけなかったと今でも思っています。

また長期休暇など大量の宿題があった場合、膨大な量を採点しないといけなく
教室の先生(採点者)の人数が少なかったことから生徒が通う時間帯以外でも採点作業をしたためものすごく大変だったのを覚えています。

また基本通うのは小学生と中学生ですが中には大学受験のための高校生もごく僅かですが通っている人がいて、
国語の問題が扱っている内容があまりにも難しすぎて記述式部分が模範解答と比べても私の力ではあっているかどうかの判定ができないこともあり、
教室長にあっているかどうか聞きにいくなど私の能力では対処できないレベルのものもあったため大変だったのを覚えています。

ただ生徒とコミュニケーションをとれ、採点作業は地道なことをやり続けられる人が好きな人はとてもやりがいがあって個人的にはすごく楽しい仕事でした。